ブエルハトンの投機界探険記

株初心者の修行記録

信用売りの諸経費について

今年2月から信用売りの練習を始めました。

基礎知識がないままとりあえず売買してみようとやって見ましたが、予想外の経費がかかることがわかりました。

SBI証券を利用して売買しているので、経費名についてはSBI証券の呼び方を使います。

 

下記はSBI証券の説明ページの引用です。

管理費

新規建約定日より1ヵ月目ごとの応当日を経過する都度、1株につき10銭(税込11銭)の割合でお支払いただきます。

取引所等が定める売買単位が1株である銘柄については、1株につき100円(税込110円)なお、管理費は最低100円(税込110円)、最高1,000円(税込1,100円)です。

 

貸株料

証券金融会社が、貸借取引における貸株などの利用証券会社から、貸付株券などの額に対し、一定率を乗じた額を日々徴収するものです。お客さまには、信用売建玉に対し、証券会社が定める料率をお支払いいただきます。
【計算式】
貸株料= 新規建約定金額×貸株料率/100×日数/365
※日数は新規建受渡日から決済受渡日までの期間を両端入れによって算出します。

 

逆日歩(ぎゃくひぶ)

証券金融会社において、売方(売建株)が買方(買建株)を超過し、株不足が発生する場合、証券金融会社はその不足株券を他から有料で調達し貸し付けます。

その際、売方(売建玉)は株券の借り賃を逆日歩(品貸料)として支払い、買方(買建玉)は品貸料を受け取ります。逆日歩は1株あたり何銭と計算します。
なお、逆日歩は、当社メインサイト、HYPER SBI、スマートフォンサイト、SBI証券株アプリ(iPhoneAndroidスマートフォン専用アプリ)、MOBILE SBIなどでご確認いただけます。
なお、一般信用取引においては、品貸料は発生いたしません。


【計算式】
新規建受渡日から返済受渡日の前日までの期間の逆日歩(品貸料)の累計×売建株数

 

配当金相当額
建玉が権利確定日をまたいで建てられている場合、配当金支払い時期に、税金が源泉徴収された後の金額の授受が必要です(※一般信用売建玉は、源泉徴収前の金額で貰い受けます)。

 

今まで現物買いと売りの売買しかしてなかったので、信用取引の諸経費については分からなかったです。

特に、信用売りで配当金相当額を支払うことについては全く予想できなかったです。

しかも売買が終わってから、その配当金相当額が支払われることがあるから、売買が終わるまでは実際の利益がどのぐらいなるかは計算できません。

3月中旬から建玉して、4月末頃に手仕舞いしたら、予想外に費用が発生して違和感を感じました。

苦労した割には利益が少なかったです。

 

まとめると

管理費と貸株料は時間と共に増えます。

逆日歩は人気が出た銘柄に信用売りが集中した時に発生しやすいです。

配当金相当額は権利確定日をまたいで建てると発生します。

 

権利確定日直前までは値上がりすることが多いから、信用売りは権利確定日以降の短期売買に利用したほうが無難です。